今年も世界のオフィス家具見本市へ

オルガテック東京2026 リポート

 

東京ビックサイトと、台風一過で晴れ渡る空

 

世界最大級のオフィス家具の見本市「オルガテック東京」。2026年も東京ビックサイトで開催されました。

ORGATEC(オルガテック)」は、ケルン発祥で70年の歴史を誇る最先端のオフィスやファシリティの見本市。私たちは今年で3年目の来場になりますが、毎回新鮮な驚きや刺激をいただけるイベントです。

 

展示会場の様子

 

会場である南展示場の1Fと4Fのうち、1Fはブースの中に所狭しとプロダクトを展示しているブースも多く、売上に直結させたい出展者が多いようにも見受けられました。

一方で、4Fは国内有数のスチールメーカーなどを筆頭にコンセプトに振り切った展示ブースが多く、未来を見据えたものづくりの姿勢を強く押し出し、共感を集めるための展示が目立っていた印象です。

 

廃棄予定の衣料から生まれたソファ「TEXLAM」

今年も半日かけて会場中をぐるぐると歩き回ってきましたが、会場には例年以上にサステナビリティ、地球環境保護を謳ったプロダクトが目白押しでした。

 

 

4F会場でひと際目を引いた、国内最大手スチールメーカーの一画「ITOKI」のメインブース。ブース内はプロダクトの展示がほとんどなく、あちこちに廃材の山を築いていました。

展示コンセプトの「Econifa」は、「国産材や製造過程で出る副産物、未利用資源など、素材それぞれの特性や背景と向き合いながら、オフィスの内装や家具として新たな価値を与え、ストーリーが宿る空間へと昇華させる取り組み」だそう。

あらゆるストーリーをもつ素材・廃材をリサイクルやアップサイクルして新たな家具などに再⽣させていくことで、ユーザー企業のエンゲージメント向上に貢献していきたいと説明していました。

 

 

「PLUS」の体験型ブース「my イゴコチメイキング」は、「働き方の変化に伴い『適切にはなれる』ことでシナジーを生み出す新しい空間提案」を表現したもの。こちらも好評を博していました。

 

 

スチールパーティション大手「COMANY」は、恒例の「間づくり研究所」からちょっとしたグループワークが出来る体験ブースが出展され、行列を作っていました。

 

 

そして、「ORGATEC TOKYO Awards」において「グランプリ」と「出展者が選ぶベストブース」の2冠を達成したのが「OKAMURA」。同社が今回の展示会に持ってきたのは「YAA」と称される可変性の高い家具。数十種類のパネル、テーブル、ソファを自由に組み合わせることで空間にゆるやかな境界をつくり、コミュニケーション活性化を促す製品群です。

プロダクトの秀逸なコンセプトもさることながら、ブース全体のデザインが斬新で異彩を放っていました。

やわらかな単色×おだやかな照明で統一された大きな造形物は、ブース全体が「YAA」のプロダクト群で構成され、来場者が効果的にプロダクトの特徴を体感できます。

入場口から出口までは傾斜が付いていて、スロープを上りながら製品コンセプトとブランドメッセージを巡っていく仕掛けが用意されていました。展示会は数あれど、順路に高低差を付けた表現は初体験。

エントランスで配られる、手のひら型のウチワ。ブース内に散在するチェックポイントに立つスタッフと、「やあ」と言いながらハイタッチすることでシールがもらえて、ゴール地点でノベルティを手に入れることができます。

わずか数日間の開催が当たり前と超短期間でのスクラップ&ビルドを繰り返す展示会において、プロダクトそのものでブースを構成した同社の企業姿勢は、これ以上ない地球に優しいブランドとして強烈なインパクトがありました。2冠も納得。

 

 

当日の展示会閉幕後は、エクスペリエンスエリアという特設ステージで、「ファビュラスシスターズ」の華麗でダイナミックなダンスを鑑賞することができました(ステージの様子は権利関係がよく分からないので割愛)。

 

 

以上、今回はオルガテック東京2026をリポートさせていただきました。

貴重な体験を、これからのお客様の課題解決に活かしていきたいと思います。

 

 

参照URL

・ファイナルレポート(ケルンメッセ)

・YAA スペシャルサイト

 

2026年06月09日掲載

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